新型コロナウイルスによる賃料交渉の対応方法

新型コロナウイルス(COVID-19)が2019年の年末より猛威を奮い、2020年5月30日時点でPCR検査陽性者数を集計した結果、感染者数は16,650名、死亡者数891名となっています。同年4月16日には特別措置法に基づく緊急事態宣言を政府が発令し、5月25日に解除されたもの、いまだ新規感染者は発生している状況です。加え、飲食店や、スポーツジム、カラオケボックスなど3密があてはまる事業では、営業再開が難航し、家主は家賃交渉やテナントの解約をされている場合もあります。しかし、家賃交渉はコインパーキング経営者にも少なからず関係のあるものです。緊急事態宣言後も自粛生活が続いているため、コインパーキングの利用者も場所によりますが、3割から8割減となっています。売上が見込めないため、コインパーキングの管理会社もオーナー様に毎月定額賃料の減額を交渉せざるを得ない状況にあります。

そこで、コインパーキングの管理会社より賃料交渉をされた場合の流れや対応方法について、ご紹介していきます。オーナー様も賃料交渉の相談を急に受けると驚かれると思いますし、減額交渉を受け入れせざるを得ない状況にあるかもしれません。しかし、しっかりと交渉すべきところは交渉し、お互い納得した上で引き続きコインパーキング経営をされてください。

1.運営状況の根拠となるものをしっかりと提示してもらう

まず、電話や封書にて「新型コロナウイルスによる賃料減額の御願い」といったかたちでオーナー様のもとに連絡が届き、おそらく、そこに簡単な希望減額賃料が記載されているかと思います。ここから交渉が始まります。

全世界で新型コロナウイルスと戦っており、コインパーキング会社も様々な事情を抱えていると思いますので、まずは説明をしっかりと聞きましょう。しかし、コインパーキングの契約は基本的に契約期間中は駐車場の売上増減に関わらず、毎月定額の賃料を支払うことを約束しています。

契約した当初に比べ、駐車場の稼働状況が大きく変化したのか、賃料減額するほどの変化なのかをしっかりとコインパーキングの管理会社に問い合わせてみてください。もっというならば、自分の目で確認してみるのもいいのかもしれません。

2.賃料交渉により減額される期間を明確にしてもらう

現時点で新型コロナウイルスの終息の目途はたっておらず、終息まで2年から3年とも言われています。しかし、当初から長期間での減額賃料で契約する必要はありません。コロナウイルスの終息が落ち着く可能性もありますし、終息を待たず経済活動が戻る可能性が高く、今後共存していくと思われます。

駐車場の稼働状況が戻っているのにも関わらず、長期間での減額賃料に応じていれば管理会社は理由をつけて当初の賃料に戻さない場合も考えられます。

何事も契約するときが肝心です。まずは数か月分などの一時的な減額なのか、長期での減額なのかを明確に提示してもらいましょう。

3.減額賃料及び期間の交渉を行う

管理会社より、稼働状況の説明を受け、減額される賃料と期間を明確にしてもらいます。これで交渉の材料が整います。まず前提として毎月定額賃料の支払いを管理会社は契約でオーナー様に約束をしています。これは最後まで忘れないでくださいね。

説明を受けていく中で、稼働状況について納得したとしても、減額される賃料が予想より大きい場合があります。それは今までの累計の赤字をこのタイミングで補填しようと考えている管理会社も中にはいる可能性があるためです。新型コロナウイルスの影響による赤字以外での理由で減額されるのはオーナー様にとってしてみれば、納得がいかないとおもいますので十分に交渉にあたってください。交渉次第では減額される額を減らすことができるかもしれませんし、その他の選択肢も出てくると思われます。また、終息の目途が立たないため長期間での減額賃料に応じるようお願いをされた場合も交渉してみてください。先のことは誰にも予測できません。ひとまずは一時的な減額にとどめておいて状況をみつつ期間を延長していく方が適切です。

4.コインパーキング業者を変える

本当に変える必要はありません。しかし、今回に限らず賃料交渉を受けた際は必ず、相見積もりはぜひとってみてください。管理会社は賃料交渉をオーナー様にするにあたって、業者を変えられるリスクをとっていますので、遠慮せず相見積もりをとられてくださいね。オーナー様が提示された賃料に納得がいかない場合やよく分からないといった場合には他社の管理会社に相見積もりを取ることでしっかりと比較することができるかと思います。また、相見積もりがあると交渉もしやすくなります。

コインパーキングの管理会社によって、営業戦略が異なっており、稼働状況に関わらず賃料を提示したいと考えている業者もいます。そこで、納得される賃料であればコインパーキング業者を変えてみてもいいのかもしれません。

実際に私が勤務している会社にも新型コロナウイルスが発生してから見積り依頼が多数届いております。”少し聞いてみたいだけ”といった場合でも構いませんのでお気軽に、こちらのお問い合わせフォーマットよりお問い合わせください。

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